
1583年夏。近江国(現滋賀県)の安土城では、長女・茶々(宮沢りえ)、次女・初(水川あさみ)、三女・江の姉妹が、けんかしながらも仲良く暮らしていた。
江は奔放で活発な性格だが、彼女には父親の記憶がない。1568年初夏。絶世の美女として知られる市(鈴木保奈美)は、上洛(じょうらく)をもくろむ兄・信長(豊川悦司)の命で、近江の小谷城を治める浅井家に嫁ぐことになる。
愛する兄のため捨て石になる覚悟の市だが、相手の浅井長政(時任三郎)に出会うと、2人は恋に落ちる。やがて、市は茶々、初を出産する。
だがその後、長政と信長は全面戦争に突入。兄と夫のはざまで悩む市は、長政の妻として生きることを決意する。
3年に及ぶ戦の後、織田家が優勢になると、市は懐妊していた子どもと共に死ぬ覚悟を固める。
しかし、幼い茶々(芦田愛菜)が、市に子を産んでほしいと涙ながらに訴える。やがて、秀吉(岸谷五朗)率いる織田軍に包囲された小谷城で、市は江を産み落とす


